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元銀行員の金融とテクノロジー雑記

主に金融とテクノロジー(フィンテック・ブロックチェーン・ビットコイン)、投資(株式・FX・不動産)を学ぶために書いているただの雑記。

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三菱東京UFJ銀行も注力する「FinTech(フィンテック)」って何?

FinTech(フィンテック)

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【2017年2月一部修正】

本ブログは、個人的に気になるフィンテック(FinTech)関連の記事やビットコイン、ブロックチェーン関連の記事、金融ベンチャー・スタートアップ(Startup)などを紹介したり、投資関連のメモを書いたりしていく自由気ままなブログです。

趣味なので更新は不定期です。

そもそもFinTechって何?

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三菱東京UFJ銀行は知ってても「FinTech」は知りません!

という方が多いかと思いますので簡単に説明すると、「フィンテック(FinTech)」とは「金融(ファイナンス=Finance)」と「技術(テクノロジー=Technology)」を合わせた言葉です。

近年は金融分野に強みを持つIT(情報技術)ベンチャー企業等を表す言葉にもなっているようで、「金融×ITのサービス」を指すことが多いみたいです。

例えば日本では、クラウド会計ソフトや資産管理サービスのマネーフォワード、無料から使える会計ソフト「freee(フリー)」 、ロボアドバイザーサービスのWealth Navi、ソーシャルレンディングの【クラウドクレジット】や決済サービスのSPIKE(メタップス)などがあります。

近年は世界中でこの「FinTech分野」への投資が盛んに行われており、ある種ブームになっています。

このFinTechの盛り上がりを証明する時によく用いられるのが、外資系コンサルティングファームのアクセンチュアの資料です。

2015年、アジア地域のFintech投資額は4200億円*

news.mynavi.jp

*1ドル=120円換算

こちらはアジア・パシフィックの記事ですが、少しアクセンチュアの資料を調べてみると以下の推移を辿っていることが分かりました。

これだけ見ると直近の伸びが凄まじいですね。

FinTech分野への投資額と投資数の推移
  • 2013年:2億4,500万ドル(10件)
  • 2014年:7億6,700万ドル(103件) 
  • 2015年:35億ドル(122件)

ちなみに世界全体では2014年時点で「122億ドル(約1兆4640億円*)」の投資がなされているようです。

アジアの比率はまだ高くなく欧米が先行しておりますが、アジアも今後ますます伸びていくことかと思います。

三菱東京UFJ銀行さんがFinTechに注力する理由

そんな中で三菱東京UFJ銀行さんが最近この「FinTech」に注力しております。例えば、「Fintech Challenge」というスタートアップを巻き込むイベントをやってみたり、

www.bk.mufg.jp

「アクセラレータ(既にある企業の成長を加速させる支援)」を始めてみたりと、

www.bk.mufg.jp

色々試行錯誤されているようです。

なぜ欧米に遅れて数年、今更ながら三菱さんがこういう取り組みを始めたかというと、恐らく自身でイノベーションを起こすことができないならば、育てて買収した方が良いという結論に至ったのでしょう。

このようにスタートアップのイノベーションを取り込むのは世界的なトレンドでもあり、大企業がイノベーションを起こす手法では当たり前のことかもしれないのですが、ちょうど今年の年初に「銀行法の改正」が決まったこともあり、大きく動かれたのかなぁとも思います。

銀行法の改正って何?

thepage.jp

こちらの記事を要約すると、銀行には今まで金融庁の規制で、「銀行が事業会社に出資する際の上限は5%まで」という「5%ルール」なるものが存在しました。

バブルがはじけて大量の不良債権を抱えた経緯を持つ銀行は、銀行業務以外の事業に参入して経営の健全性が損なわれることがないように、国から厳しく規制されていました。

ですが、今年金融庁は規制を緩和し、他業種にも柔軟に出資ができるよう、銀行法を改正する準備に入ったとのことです。2016年中に一部施行することを目指しているそうです(国のスピード感からすると2017年とかになりそうですが)。

今後数年以内にメガバンクによる金融ベンチャー(電子マネーやネット通販の決済、Wealth Naviなどの資産管理サービスなど)の買収が盛んになる日も近いかもしれません。

それでは今日はこの辺で。