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元銀行員の金融とテクノロジー雑記

主に金融とテクノロジー(フィンテック・ブロックチェーン・ビットコイン)、投資(株式・FX・不動産)を学ぶために書いているただの雑記。

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世界の送金サービス(米国・英国・オーストラリア・シンガポール編)と日本。

FinTech(フィンテック) FinTech(フィンテック)-決済 FinTech(フィンテック)-送金

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【2017年2月一部修正・追記】

今回は「世界の送金サービス」についてです。

その前に思うところを少し書くと、本ブログでも度々日本の金融サービスは欧米に比べて5年は遅れているという話を書いていますが、このままいくと日本の金融サービスは周りのASEAN諸国にもあっという間に追い抜かれてしまい、世界から取り残されてしまうんじゃないかという危機感を感じたりすることがあります。

個人向けの金融サービス

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僕が個人的に特に気になっているのは「個人向けの金融サービス」の分野です。

日本では銀行の営業時間は「平日9時~15時」が当たり前になってますが、冷静に考えると、サービス業で「平日9時~15時」しか開いていないお店ってあまり無い気がします。

他国と比べても非常に便利な生活を送れるこの日本において、銀行業界は不便なサービスを提供している珍しい業界なような気すらします。

そんなことを思いつつ、前回書いた「送金」サービスに関して色々と調べていたら、約1年以上前にTechCrunchさんが良記事を書かれてたことを思い出したのでご紹介します。

jp.techcrunch.com

記事にもあるように、米国の金融サービスが日本の数年先をいっている事はもはや自明の事実でしょう。

アクセンチュアが行っているFinTechのインキュベーションプログラムも、NYやロンドンで行っていることからも、最先端の金融サービスが生まれる場所は日本ではないのでしょう。

以上、ここまで色々と前置きを書いてきましたが、そろそろ本題の「日本の数年先を行く世界の送金分野のサービス」を国毎に紹介していきます。

米国の送金サービス

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米国ではやはり「Paypal」や「Square」が有名かと思います。

Paypal

japan.cnet.com

記事にもあるように「Paypal」は今年「Xoom」を買収し、ますます送金サービスを拡大しています。「Square」も、日本ではカードの決済アプリとしての知名度の方が高いですが、かなり昔からEメールで送金できるサービスを提供しています。

Square

www.itmedia.co.jp

ここ数年で世界では「メールアドレスや電話番号、SNSを用いた送金サービス」が次々と生まれている印象がありますが、日本でももう数年経てば、SNSを用いた送金サービスが知名度を帯びてきそうな予感はします。

また、余談になりますが、最近思わぬところで米国の「Payoneer」という送金サービスが有名になってきています。

Payoneer

jaleno5.php.xdomain.jp

簡単に言うと、ドルなどの外貨を受け取る銀行口座を貸してくれるサービスです。受け取りがドルベースですので、円で手元に保有したい場合は日本の銀行口座に送金してもらいます。

思わぬところでと言ったのは、このサービスはAirbnbやAmazonなどの副業ブームによって、知名度が増してきているからです。何か別のブームに応じて思わぬところで需要が生まれるというのはあるのかもしれませんね。

英国の送金サービス

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Faster Payments

これは決済領域のサービスに含めても良いのですが、「Faster Payments」は「個人の利用者は何度送金を行っても手数料無料」のサービスです。

2008年にサービスを開始し、今やイギリス国内における個人の支払いや送金といった決済の3分の2が「Faster Payments」によって行われているようです。

また、英国では2014年に「Paym」という個人間送金サービスが出現し、相手の携帯電話番号だけで無料で送金できるようになりました。

ここまで金融インフラが既に整っているとは恐るべし英国です。

オーストラリアの送金サービス

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オーストラリアの情報は何故かネット上にあまり無いのですが、注目すべき金融サービスは色々あります。

コモンウェルス銀行のアプリが素晴らしい

pare-ko.com

今回は、オーストラリアの銀行の中でも先進的な銀行として良く紹介される「コモンウェルス銀行」のサービスを紹介します。

まずはこちらの1分間の動画をご覧下さい。

これは送金に関する動画では無いですが、オーストラリアでは携帯さえあればATMから現金の引き出しが可能なようです。

もはやキャッシュカードすら不要な世の中になりつつあるのかもしれません。ちなみにこのアプリでも「電話番号やメールアドレス、Facebookの友達リスト」から送金が可能です。

シンガポールの送金サービス

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Fastacash

www.fastacash.com

シンガポールでも、FacebookなどのSNSで繋がっている人に対して、金額を入力してボタンをタップするだけで送金できるサービスが提供されています。

また、送金時にメッセージや動画、画像も一緒に添付することができるようです。

日本の送金サービス

色々と世界のサービスを紹介してきましたが、最後に日本の話に戻ります。ご存知の通り、今のところ有名な送金サービスは無いです。

【2017年2月追記】

個人間送金のジャンルでAnypayさんなどが出て来ました。 

ちなみに銀行で個人的に応援しているのは楽天銀行さんです。

こちらは2014年の取り組みですが、楽天銀行さんはメガバンクを差し置いて先進的な取り組みをされております。

また、楽天さんは米国でビットコイン決済を導入したり、つい先日には僕が個人的に非常に注目している「生体認証」を利用したサービスを開始しました。

news.mynavi.jp

こちらは「指紋」を利用したサービスですが、今後ますます生体認証サービスが増えていくことは間違いないので、流石楽天さんという感じです。

楽天銀行は個人でも使いやすいのでお勧めです。

また、楽天銀行さんの場合は、起業したてのお金のない方でも法人口座を作れるので法人口座としてもお勧めできまsす。
法人のインターネットバンキングの月額手数料も無料ですし、入出金のメール通知サービスも無料と至れりつくせりで、本当に有難いです。
メガバンクはこういうところでも手数料を数千円ととっていますので、そのような殿様商売は今後数年で変わらざるを得ない状況になるのかもしれません。
それでは今日はこの辺で。