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元銀行員の金融とテクノロジー雑記

主に金融とテクノロジー(フィンテック・ブロックチェーン・ビットコイン)、投資(株式・FX・不動産)を学ぶために書いているただの雑記。

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最近はBitcoinやRippleよりも「ビットシェアーズ(Bitshares)」が気になるという話。

仮想通貨-ビットシェアーズ 仮想通貨

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「Bitshares」が気になるので書きます(写真はこちら)。

正直「仮想通貨」に関しては理解していないことが多いので、書くことで理解を深めようと思っています。フィンテック(FinTech)の分野の話は次回以降で書く予定ですのでしばしお待ち下さい。

Bitsharesって何? 

「Bitshares」を説明したかったので、先に「Ripple」の記事を紹介しました。

こちらの記事もそうですが、僕は仮想通貨に関してはなるべく専門用語を使わずに、一般の人が読んでも分かるレベルで文章を書きたいので、詳細を厳密に知りたい方は引用している元の文章を参照して頂ければと思います。

今回の「Bitshares」については、日本語で説明しているのがGenx NotesさんのBlogしかありませんので、そちらの記事を引用しつつ掻い摘んで説明していこうかと思います。 

BitsharesとRippleとの違い

Genx NotesさんのBlogを僕なりにかみ砕くと、「BitShares」もRippleと同じように、「仮想通貨の取引ができる総合プラットフォーム」のことかと思います。

「BitShares」が「Ripple」と違う点は、「取引される仮想通貨が、BTS(Bitsharesの基軸通貨)の価値を担保として価値を持つSmartcoin(現物)」であり、「ゲートウェイが勝手に発行したIOU」ではない点のようです。

これだけ読んでも分からないので例を出します。

あなたが1万円を1万XRP(リップル)に交換したい時、まずはどこかのゲートウェイ(両替所)で1万円を1万JPYという仮想通貨に交換します。

その後、この1万JPYを、リップルトレードというウェブサイトで1万XRPに交換します(分かり易く1万円=1万JPY=1万XRPと仮定します)。

ここでの「1万JPY」が「ゲートウェイが勝手に発行したIOU」に当たるのかと思います。この1万JPYは、ゲートウェイが保証しているおかげで1万円の価値を持ちます。

ですので、仮にゲートウェイが潰れてしまったら、あなたの1万JPYの価値は無くなってしまい、1万円に戻す手段も無くなってしまいます。

BitsharesのSmartcoinは、金銭的な価値が担保されている

一方、Bitsharesの場合は、ゲートウェイに1万円を振り込めば、ゲートウェイはあなたのアカウントに1万円分のSmartcoin(旧名:BitAsset)という金融商品を入金します。

仮に1万円=100USDとした時、1万円分をゲートウェイに振り込めば、「100BitUSD」というSmartcoinを手に入れられるイメージです。

この「100BitUSD」は、Bitshares内の基軸通貨である「BTS」の資産価値によって、その価値を担保されています。そのため、Smartcoin自体に金銭的価値がある、という説明がBlogでは展開されているように思われます。

この「BitUSD」は「USD」の価格をフォローするため、常に「1BitUSD = 1USD」と価値が一定しているようです。要は、一度1万円を「100BitUSD」というSmartcoinにBitsharesというプラットフォームを通じて交換してしまえば、ほとんどドルを保有しているのと同じような感じということです。

ちなみにこのSmartcoinには、「BitUSD」以外にも、日本円に対応した「BitJPY」やビットコインに対応した「BitBTC」、金に対応した「BitGOLD」なども存在するようです。

Bitsharesのブロックチェーン上に取引の証拠が残る

また、「1万円」をゲートウェイに振り込んで、あなたのアカウントに「100BitUSD」が入金されていることは、BitSharesのブロックチェーン上に刻み込まれています(ネットワーク上に記録されており誰でも見ることができます)

従って、仮にゲートウェイが潰れても、取引の証拠も残っているし、そもそも「100BitUSD」自体に金銭的な価値があるため、あなたのもともと持っていた1万円の価値が無くなることはないということでした(もちろん為替の変動はあります)。

ここで個人的に僕は、「じゃあBitsharesの運営元がつぶれたらどうなるの?」と疑問を持ちましたが、運営元がつぶれたら価値はなくなるんじゃないかと思います。

ちなみにBitsharesのポイントについては、こちらの記事「BitSharesの仕組みを分かりやすく説明してみた - Genx Notes」の最後にまとまっています。

そもそもBitsharesは何のためにあるの?

こちらの記事「BitShares / ビットシェアズ - ビットコイン2.0 | Bitcoin日本語情報サイト 」 によると、「Bitshares」は主にビジネスを行うためのプラットフォームとしての発展に主眼を置いており、様々なDAC(分散型自動化企業)の整備・構築も目指しているということが分かります。

例えば、誰でもP2P方式で音楽の販売・購入を行うことが可能な「BitShares Music」などが提唱されているそうです。 

DACとは?

Blogを再度参照すると、DACとは「人を一切介在せずに、自動的にビジネスを回すための仕組み」の総称で、この仕組みを実現させるのがブロックチェーン技術のようです。

ブロックチェーンがあれば人をリソースとして必要とせず、機械が契約をひたすら機械的に執行し、人に遵守させるため、仕組みを利用する顧客は第三者を信用する必要がなくなるとのことです。

ちなみにDACとは「Distributed autonomous company」や「Decentralized automated corporation」の略で「分散自立型組織」のことのようです。

Bitsharesに対する個人的な結論

色々読んできた結果、冒頭の話に戻ります。

Genx Notesさんは、「Bitcoinを仮想通貨とするのなら、BitSharesはRippleのような非中央集権化された取引ネットワークの中で仮想通貨の取引ができる総合プラットフォームと言える」とこちらの記事で説明されてますが、僕の結論としては、シンプルにBitcoinがお金のために存在するものであるのに対し、Bitsharesはビジネスのために存在するものということかと思いました。

なので、Bitsharesが目指す「分散型自動化企業」が存在する社会が到来するのかに関しては、非常に関心がありますし、もし実現できたら今までの会社の概念が変わるとすら思えてきますので、今後も注目していきたいと思います。

この記事についてもまだきちんと理解できていないので、色々と調べてみようかと思います。

仮想通貨は奥が深いかつ、情報が錯綜しすぎていてまとめるのに労力がいるので、明日以降はもう少し金融よりの話に戻そうかと思います。