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元銀行員の金融とテクノロジー雑記

主に金融とテクノロジー(フィンテック・ブロックチェーン・ビットコイン)、投資(株式・FX・不動産)を学ぶために書いているただの雑記。

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2016年に日本で流行る金融サービス。

FinTech(フィンテック)-ソーシャルレンディング FinTech(フィンテック)-融資 FinTech(フィンテック)

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そろそろ今年も終わりに近づいてきたので、2016年に日本で流行るであろう金融サービスを予想したいと思います。

僕は仮想通貨はそんなに詳しくないので、ビットコインに関心のある方はこちらの記事がお勧めです。FinTechの分野の話はまた折を見て再開します。

2016年こそは「ソーシャルレンディング」が流行るはず

皆さんは「ソーシャルレンディング」をご存知でしょうか? 

以前別の記事でも紹介したことがありますが、英国では2005年にサービスが始まり、米国では昨年時価総額1兆円企業が誕生するほど、金融先進国では流行りまくっている金融サービスです。

日本では2008年にManeoさんがサービスを始め、最近ではクラウドファンディングの知名度向上に伴い、「融資型クラウドファンディング」や「投資型クラウドファンディング」とも呼ばれるようになってきました。

例:クラウドクレジット

ソーシャルレンディングって何? 

ソーシャルレンディングとは『ネット上でお金を借りたい人や企業』と、『ネット上でお金を貸したい人』を結びつける融資仲介サービスです。

例:SBIソーシャルレンディング

SBIソーシャルレンディング

一般的に皆さんがイメージされるクラウドファンディングとの違いは、融資である点です。要は、借り手はお金を返さないといけません。

当たり前ですが、借り手がお金を返しますので、貸し手は当初出資した金額以上のリターンを得ることができます。

日本のクラウドファンディングの多くは購入型クラウドファンディングと呼ばれるサービスで、資金の出し手はお金を出した対価として物やサービスなどのリターンを得ることはできますが、当初出資したお金以上の金銭的なリターンを得ることはできません。

何故来年日本で流行るのか?

端的に言えば、漸く日本にもFinTechブームが到来したので、それに便乗するはずだからです。また、そもそも商品自体のポテンシャルが凄まじいからです。

kennygorou931.blog84.fc2.com

上記の記事を読めばソーシャルレンディングがどのような商品かわかると思うのですが、色々端折ってポイントだけ説明します。

  • 1万円程度の少額投資が可能で敷居が低い
  • 数ヶ月単位の短期での運用が可能
  • 5〜10%ぐらいの高利率
  • 一度投資してしまえば放っておいて良い
  • 主なリスクは借り手の倒産リスクだが、倒産率は今のところほぼ0%

色々他にも細かいリスクはありますが、少し最後のリスクについて説明すると、ソーシャルレンディング事業者が資金の借り手をきちんと審査するので、倒産率が低くなっているのです。

当たり前ですが倒産しそうな会社にお金は貸さないですよね?

また、Lucky Bankさんの場合は、お金を貸す際に不動産担保をとりますので、最悪借り手が倒産しても、担保の不動産を売却できます。

ラッキーバンク

担保の不動産を売却できるということは、お金を出した皆さんの元にもお金が戻ってくる可能性が極めて高いということです。

個人的には、このポイントだけ聞いても極めて硬い投資商品だと思うんですが、このソーシャルレンディングという金融商品は、もの凄く日本人の特質に合っているとも思っています。

ソーシャルレンディングをマッピングするとこんな感じ

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利率の数字は大体ですが、代表的な金融商品をマッピングするとこんな感じになるかと思います。このマッピングに関して「金とか先物とか仮想通貨とか他にも色々あるよ」みたいな意見などもあるとは思うのですが、とりあえずざっくりイメージを持ってもらいたいのでこんな感じで許して下さい。

何が言いたいかというと、ソーシャルレンディングは「リスクは限りなく低いにも関わらず、ミドルリターンが得られる唯一の金融商品」であるということです。

ここまで話してきて、じゃあ何で日本で流行ってないの?というと、ズバリ言ってしまえば、主要事業者のマーケティング戦略が上手くいってないからだと思います。

日本の主要なソーシャルレンディング事業者の概要

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募集実績は11月時点で、こちらの記事を参考に作成しましたが、どの事業者も少人数で大規模な金額を取り扱っていることが分かると思います。しっかりした純資産の基盤を持ち、毎年サービスを拡大しています。

特にクラウドバンクさんは証券会社が提供していることもあり、第一種金融商品取引業をも取得しています。

ですが、残念ながら急激にスケールするようなマーケティングはどの事業者もしていません。事業者の詳しいサービス比較は色々なサイトにも載っているので、利回りやサービスの違いを知りたい方は上記の記事をご参照下さい。

ソーシャルレンディングをもっと知りたい方へ 

最後に、個人的にお勧めの書籍をご紹介します。金融に疎い方でも分かる内容になっており、これ一冊でソーシャルレンディングの知識はかなり増えるかと思います。

投資はもちろん自己責任ですので、きちんと理解された上で行われることをおすすめします。ですが、実際に自分で投資したこともない証券マンや銀行マンの言われるがままに金融商品を買うよりも、この一冊を読んでご自身で検討された方がよっぽど賢明かと思います。

ようやく今年日本にもFinTechブームが到来しましたので、恐らく2016年こそは各事業者のサービスがスケールするんじゃないかと思っています。それでは今日はこの辺で。