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元銀行員の金融とテクノロジー雑記

主に金融とテクノロジー(フィンテック・ブロックチェーン・ビットコイン)、投資(株式・FX・不動産)を学ぶために書いているただの雑記。

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「セキュリティと金融」の関係。セキュリティ分野のフィンテックサービスと「生体認証」の可能性とは?

FinTech(フィンテック) FinTech(フィンテック)-セキュリティ

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フィンテックの分野で「セキュリティ」関連のサービスも気になるので書こうかと思います。ですがその前に、本日見かけたこちらの記事が、フィンテックについて非常に分かりやすく書かていたのでご紹介します。今後何をやられるのか気になるところです。

ここらで世界一わかりやすく「FinTechとは何か」を説明しよう。 | hajipion.com

話は「セキュリティ」に戻り、先日友人がFacebookでシェアしていたこちらの記事でも、FinTechの分野の一つに「セキュリティ/リスク」が記載されていたりします。

letstalkpayments.com

パスワードに関するセキュリティサービスの分野になってくると、「金融」という領域だけでは無くなってくると思うので、「FinTech」に分類すべきサービスなのか微妙になってきます。

ですが、以前の記事にも書いたように、業界の垣根が薄くなっている今は、どんどん業界横断的なサービスが立ち上がっていくのは自然なことなのかもしれません。

セキュリティ

Cobalt(Crowdcurity)

cobalt.io

こちらは以前Moneyforwardさんの記事でも取り上げられていましたが、自社のサービスに対して「バグ・バウンティ」(懸賞金)と呼ばれる金額をセットし、世の中の多くのセキュリティ専門家に検査してもらうサービスとのことです。

ちなみにこのセキュリティに関してですが、Moneyforwardさんのようなサービス(というか殆どの金融サービス)には非常に高度なセキュリティ技術が必要とされます。

信頼を築くのには時間がかかる一方で失うのは一瞬であるように、一度でも顧客情報の流出事故等が起きれば、金融サービスは一瞬にして顧客からの信頼を失い、下手をすれば回復不可能な場合もあるかと思います。そのため、金融サービスにおいてこのセキュリティは非常に重要な分野であり、金融庁の目もあるため、多くの金融機関はいわゆる情報セキュリティ対策に多くの時間をコストを費やしています。

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余談ですが、僕が銀行時代には、銀行員にもこのセキュリティやコンプライアンスの意識を植え付けさせるために、毎月オンラインテストのようなものを受けさせられたりしていました(正直あんま意味ないんですが)。

ちなみにLINEさんも、SNSの分野からLINE Payというサービスと共に決済分野に参入されていますが、アカウントの乗っ取りなど、セキュリティ面での不安が払しょくされない限り、サービスがスケールするのは難しい気がしています。「金融サービス」と「セキュリティ」の問題は切っても切り離せない関係なのでしょう。

セキュリティ関連のサービスの話に戻りますが、以前イスラエルのRiskifiedや米国のNok Nok Labsを当ブログでもご紹介しましたが、今日はもう一つ気になるサービスをご紹介します。 

Nymi(Bionym)

Nymiは2013年ぐらいから話題になっていますが、カナダの企業で「Nymi Band」というリストバンドを提供しています。まずはこちらの2分程度の動画をご覧下さい。

youtu.be

簡単にいうと、リストバンドによって「心臓の鼓動の波形」を生体認証をし、決済ができたり、各種ファイナンシャルサービスへのログインが可能になるサービスです。FinTechというよりも、「ウェアラブルデバイス」というキーワードの方がしっくりくるかもしれません。

なぜ今回ご紹介したかというと、こちらの記事にもあるように、このような生体認証の形であれば、盗まれることもなく、非常に強力な「セキュリティ対策」にもなりえるからです。「生体認証」サービスは決済サービスを提供するだけでなく、高度なセキュリティ対策にもなる点が、僕が非常に「生体認証」に可能性を感じている点です。

shopping-tribe.com

先日こんなニュースも出ていましたが、「指紋認証」だけでなく、今後はもっと「目」や「声」による生体認証サービスなども、ますます出てくるように思われます。また気になるものがあればご紹介しようかと思います。それでは今日はこの辺で。