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元銀行員の金融とテクノロジー雑記

主に金融とテクノロジー(フィンテック・ブロックチェーン・ビットコイン)、投資(株式・FX・不動産)を学ぶために書いているただの雑記。

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ブロックチェーンへの投資が過熱している(UNICEFなど)。

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最近ブロックチェーンスタートアップへの投資に関するメディアのニュースが目につきます。中でもちょっと驚いたのがこちらの記事。

cryptocurrencymagazine.com

この記事が出た後にZUUさんでも同じような内容が配信されていたのでご存知の方も多いかと思うのですが、ちょっと気になったので元ネタのCoinDeskさんの記事をいくつか読むことにしました。

UNICEFに関するCoinDeskの記事

www.coindesk.com

こちらに気になる文章がありましたのでご紹介します。

Focus on identity, payments

"We see huge potential [for blockchain technology] in the near future," he said. "One is around internal cash transfers, small transfers of money that are happening with cash that could be made faster and be monitored to make sure people got that money."

Perhaps more pressing, he suggested, is the use of the technology as a means to provide a form of identification.

要はUNICEFさんは、ブロックチェーン技術に「Identity(身元確認)」「Payments(支払い)」の2点で可能性を感じているという話でした。

「Payments」に関しては、ブロックチェーン技術を用いれば、今よりも早くて確実に追跡可能な送金ができるようになるというところ。これはもちろん低コストにもなると思われます。

「Identity」に関しては、2013年のUNICEFのレポートによると、世界には生まれた「記録」を持っていない5歳以下の子供達が2億人以上存在し、経済的な困難に直面しているとのことで、この課題をブロックチェーン技術を用いれば解決できるのではないか?ということでした。

要は、ブロックチェーンを使えば「記録」を残せるということかと思います。

「記録」と「Bitnation」

doublehash.me

この「記録」で思い出したのが「Bitnation」です。

この「記録」がどういうことかというと、以前佐藤さんのブログで紹介されていた記事が分かりやすいのでご紹介します。

婚姻や、出生や、死亡、国籍といったものを記録するというのは、国の基本的な機能であるが、そこに切り込んできているサービスが企画されている。それが、Bitnationだ。

 

婚姻、出生、死亡といったものの記録の他に、個人のIDの発行(パスポートに相当)や、土地や、財産権の記録といった登記ほか、投票(選挙)の機能など、国家運営に必要な基本機能を揃えるとしている。

 

またスマートコントラクトを利用した、民事契約の体系も整えるとしている。

 

それをビットコインもしくは、何らかのブロックチェーンに記録し、管理できるようにするというのが概要だ。

 

ブロックチェーンを利用することで、極めて簡便にこれらの記録・登記機能を提供することができる。きわめて野心的なプロジェクトだ。

太字にした部分に要素が詰まっていますが、要はブロックチェーン技術を用いれば、記録・登記機能が簡便になるということです。「Bitnation」については日本語のサイトもあるので良ければご参照ください。

Bitnation

Bitnation » Empowering voluntary civilization through technology

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ちなみに余談ですが、ビットコインやブロックチェーンニュースの「速報性」という観点ではZUUさんよりもCrypto Currency Magazine / クリプトカレンシーマガジンさんと、BTCN|ビットコインニュースの方が早いように思います。

ただm全般的な分かりやすさという点では、個人的にはZUUさんの方が優っている様に思われます。

デジタルアセットホールディングスが凄すぎる件

もう一つ、CEOの経歴が凄いことは知っていましたが、こんなにも世界的な金融機関や大企業からぽんぽん出資を受けれるものなんだなぁと思ったニュースがこちら。

Digital Assetのサイトはこちらです。

Digital Asset

digitalasset.com

資金調達額も凄まじいですが、今回参加することになったボードメンバーの顔ぶれも圧巻です。優秀なCEOには優秀なメンバーが集う好例と言って良いでしょう。

日本デジタルマネー協会さんの資料によると、CEOのブライス・マスターズ氏は、JPモルガンチェースで27年間働き、ウォール街が一目置く女性とのことです。

デジタルアセットでは、ブロックチェーン技術を、株・住宅ローン・融資などの取引の決済と記録管理に利用するとのことですから、金融機関がこぞって食いつくのも頷けるといえば頷けますが、大分レベルが違う感じの企業のように思われます。

Blockstream

jp.techcrunch.com

その他にもBlockstreamが5500万ドル調達したニュースもあったりと、今後もこのようなニュースを目にする機会は増えていきそうな気がします。

また気になるニュースがあったら色々と調べてみたいと思います。それでは今日はこの辺で、皆さん良い週末を。

ブロックチェーンの推薦図書の追記(2017年2月)

2016年と2017年に名著が出ましたので、ビットコインやブロックチェーンにご関心のある方はこちらを読まれることをお勧めします。