元銀行員の金融とテクノロジー雑記

主に金融とテクノロジー(フィンテック・ブロックチェーン・ビットコイン)、投資(株式・FX・不動産・仮想通貨)を学ぶために書いている雑記

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貸付型(融資型)クラウドファンディングのおすすめサービス5つ

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融資型クラウドファンディング

【2017年7月一部更新】

今回は貸付型(融資型)クラウドファンディングと言われることもある「ソーシャルレンディング」の市場の概要と、おすすめできるサービスを5つほどご紹介します。

ちなみに資産管理アプリを提供する「マネーフォワード」でも、遂に「ソーシャルレンディング」の残高管理が可能になったようです。

www.value-press.com

ソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)とは?

「お金を借りたい人」と「お金を貸したい人」を、インターネットを通して結びつける融資仲介サービスで、貸付型(または融資型)クラウドファンディングとも言われます。

 

インターネットの利点を活かし、従来の貸付事業に比べ、スピーディーで低コストでの運営ができるため、その分を借り手・貸し手に還元することが可能な仕組みです。

冒頭の記事が分かりやすかったので、ソーシャルレンディングの説明についてはそのまま引用させて頂きました。

詳しいソーシャルレンディングのメリットやリスクを知りたい方はこちらの記事をご参照ください。

ちなみに冒頭の記事には、貸付型(融資型)クラウドファンディング(=ソーシャルレンディング)市場の状況も書かれていますので、合わせてご紹介します。

貸付型(融資型)クラウドファンディング市場の概要

Massolutionが2015年に行った世界のクラウドファンディング1,250社調査では、世界市場の規模は、2013年の51億ドル、2014年の162億ドル、2015年予想では344億ドルと急拡大しており、その7割近くが貸付型。

 

日本のクラウドファンディング市場も、矢野経済研究所の2015年の調査で、2013年の124億、2014年197億、2015年度の284億と拡大、その約8割が貸付型を占めると言われています。

改めてこのようなデータを見ると、日本でも、もっとソーシャルレンディングや貸付型(融資型)クラウドファンディングの知名度が上がっても良いように思うのですが、中々マス層には浸透していないように思います。

おすすめの貸付型(融資型)クラウドファンディングサービス5つ

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先日少しラッキーバンクの話を書きましたが、冒頭のガイアファンディングは、アメリカの担保付不動産への投資機会を提供するサービスのようです。

ガイアファンディングは5~10%のリターンで、「全ての不動産を担保付で提供」という点が魅力なのでしょう。

ガイアファンディングのサイトを見ていて、最近はソーシャルレンディングのサイトも大分見やすくなってきたように思います。

ここで個人的におすすめできる貸付型(融資型)クラウドファンディングサービスを5つほどご紹介します。

1. 伊藤忠商事が出資するクラウドクレジット

まずは、やはり大手の伊藤忠商事やマネックスベンチャーズも出資している【クラウドクレジット】 です。

経営陣も金融業界出身のベテランが集まってきており、【クラウドクレジット】 は今後の成長も期待できます。

他のソーシャルレンディング事業者と異なり、【クラウドクレジット】 は新興国向けのソーシャルレンディングをメインに取り扱っているため、期待利回りも10%以上など高いものも多くみられます。

2. 証券会社が提供するクラウドバンク

次にオススメできるのが第1種金融商品取引業という証券会社の資格を取得しているクラウドバンクです。

僕が初めて使ったソーシャルレンディングサービスはクラウドバンクですが、クラウドバンクのサービスが始まってすぐの時は、他のソーシャルレンディング事業者のサイトがあまりに見辛く、クラウドバンクのサイトが唯一見やすかったというのがあったりしました。

何となく大手金融機関がローンチするサービスには、未だにそういう配慮が足りないものが多いように感じたりします。

クラウドバンクは金融商品取引業第1種を取得していることから金融庁の目が厳しく、変なリスクはとらなそうだったというのも、使用する際の決め手になりました。

3. 全案件担保付きのラッキーバンク

ラッキーバンク

他に固い投資としておすすめできるのは、やはり全案件不動産担保付きのラッキーバンクでしょうか。

ラッキーバンクという業者自体のデフォルトリスクを除けば、案件的には全案件不動産担保付きのため、固い投資をされたい方にはお勧めできるソーシャルレンディングサービスです。

4. 不動産特化型のOwnersBook

OwnersBook

また、同じく不動産という領域でオススメできるのは「OwnersBook」さんあたりでしょうか。

もともとゴールドマン・サックスなどにいたベテラン経営陣が中心となって運営しており、OwnersBook自体の業績もきちんとHP上に開示していたり(業績も毎年伸びています)と、事業者自体の信頼性が高い企業のように思います。

5. 日本初のソーシャルレンディングManeo

そして最後にオススメするのが、2008年に日本で初めてソーシャルレンディング事業の展開を始めたManeoです。

ManeoもHP上にきちんと業績を開示しているため、信頼性という点は高いように思います。

一番の老舗企業であり、Voyage Groupからも出資を受けていますので、いきなり倒産する可能性は今のところ低いのではないかなあと思います。

ソーシャルレンディングは、クラウドファンディングのようにすぐに事業を始められる領域ではないので、時間はかかるでしょうが、徐々にソーシャルレンディング事業者は今後も増えていくとは思います。

現在までそこまで普及していないのは、個人的には業者のマーケティングの問題なような気がしてならないのですが、実際のところはどうなのでしょう?

おそらくソーシャルレンディングサービスも、少人数向けにセミナーをやるよりも、仮想通貨取引所大手のビットフライヤーなどの様に、積極的にFacebook広告を出した方が効果的な気もしますが、色々と戦略があるのでしょうか…?

IT業界と金融業界のスピード感の違い

IT業界と金融業界

というのも、以前ソーシャルレンディング事業者のセミナーに参加した際に、「借り手はいるけど貸し手が不足していて、お金を貸すことができない」という話を聞いたからです。

当初僕はその逆を想定していたので、この話を聞いた時は結構意外でした。もしこの話が本当であるならば、貸し手の潜在層にもっとリーチすれば、サービスは更に速いスピードで拡大していくように思います。

そしてこれに付随してよく思うのが、IT業界の人は金融業界の人と比べると、圧倒的に動きが速いということです。

金融機関のコンサルをしていた時も感じましたが、金融業界の人というのは、急いで判断して失敗するよりも、じっくり検討している内にチャンスを逃す方が良いと考える人が多いです。

FinTechに関して言えば、例えばビットコイン関連のサービスを提供している方々は、経歴を見るともともとIT業界にいた方が多いように思うので、金融で凝り固まっているところよりも、スピード感を持って事業を展開しているように思います。

この辺は当事者でないので本当のところは分かりませんが、何となく外から見ていて感じたりします。

ようやく気になるニュースをぽつぽつ備忘録的に書けたので、また折を見て海外のサービスに関しても書こうかと思います。