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元銀行員の金融とテクノロジー雑記

主に金融とテクノロジー(フィンテック・ブロックチェーン・ビットコイン)、投資(株式・FX・不動産)を学ぶために書いているただの雑記。

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【就活生向け】銀行の実態に関して(会議編)。

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【2017年2月一部修正】

本日はとてもどうでも良い銀行の内部事情に関する話を書きますので、ご関心のある方だけお読み下さい。就活生にとっては進路選択の参考になるかもしれません。

先日、「会社(商社)の飲み会って不毛」みたいな記事がFBのタイムラインに流れて来たので読んでみたのですが、まあ僕は商社のことはよく分かりませんが、メガバンクもそうかもなーと思ってしまいました。無駄に飲み会多いですし。

外コンとかITベンチャーの飲み会に参加して無駄だと思ったことは特に無いんですが、なんか日系大企業特有の無駄な飲み会ってのはあるのかもしれません。これはちょっとそこで働いている人にしかイメージがつかないような気がしますが…

まあ「一生かけて大企業で出世してやるぜ〜!」って人には飲み会はとても大事ですし、飲み会が無駄かどうかはその企業に属する個人の考え方によるとは思うんですが、少なくとも当時の僕には無駄にしか感じられませんでしたね。

銀行の会議の殆どが時間の無駄な件

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これに関連して銀行って他の企業と比べて無駄な会議が超多いことを思い出したので、本日はそれについて他との違いも踏まえて書こうかと思います。

僕は元々銀行内部にいたことに加えて、外部からも銀行や色んな企業を見ていますので、なるべく客観的に書きたいとは思うのですが、多少想いが入ってしまっている点はご了承ください。

まあある意味古巣への愛ということで…

銀行の営業店の会議に関して

会議=上司がキレる場

まず、営業店の会議は会議というより、基本的にはただ支店長や上司がキレる場です。要は「数字を達成できない部下がツメられるだけの不毛な場」です。

まあ銀行は損保より酷くて証券よりマシぐらいな感じでしょうか?

crls1031.com

そして会議前と会議後で状況は特に何も変わらず、具体的なネクストアクションが決まるわけでもなく、ただの上司のストレス発散の場となっています。

え?それってやる意味あるんですか?

って話なのですが、そもそもの会議の目的が「上司が部下にキレるため」なので、何か新しいものが生まれようもありません。

まあ強いていうなら、「よし、今後はなるべくキレられないように頑張ろー!」みたいに、キレられた部下のモチベーションが向上するかもしれないことでしょうか?

それでモチベーションが向上する人が一体世の中にどれだけいるのかは分かりませんが。。

ディスカッションの機会はほぼ皆無

どうすれば支店はもっと良くなるのか?、どうすれば営業担当は顧客とのリレーションをもっと築けるのか?、どうすればその顧客からもっと収益をあげられるのか?、などに関する議論は一切なく、本当に不毛な会議が営業店では日々繰り返されているのですが、まあ残念ながらこれが日本のトップバンクを含めて多くの銀行の実態でしょう。

上司と部下が協力して色々と課題解決の議論をするならまだマシなんですが、銀行は上位下達のカルチャーなので、そのようなディスカッションの機会は基本的にはありません。まあ公式HPには華やかな話題しかのりませんが…

営業部隊は1人で考えるしかないので営業効率も悪いですし、誰も過去のしきたりを破れないので、今後もああいう不毛な会議は続いていくのでしょう。とても時間の無駄です。

労働組合の会議も基本的に不毛

時間の無駄といえば、銀行の労働組合の会議も基本的に無駄です。

なんだかよく分からない労働組合の偉い人があーだこーだ思いを語るだけで、一向に社内のワークライフバランスは改善されないという、とても残念な実態です。

非常に残念ですが、大した成果も出せない労働組合の会議にあれだけの時間が割かれているのは、対外的な理由が大きいのでしょう。体裁を整えるためだけに開催される会議。極めて本質的ではありませんが、ステークホルダーが多くなると色々と大変なのでしょう。

銀行の本部の会議に関して

会議の目的もアジェンダも無い

まず銀行本部の多くの会議には、「目的」がありません。「目的」も無ければ、まともな「アジェンダ」もありません。

もう少し正確に言うと、当事者は目的をもってやっているつもりだったりもしますが、目的が不明瞭かつ全体に共有されておらず、会議後に物事が全然前に進まない感じです。

そもそも、本部で行なわれる会議の殆どが、情報共有(進捗報告とか)のための会議です。そしてその情報共有のためだけに平気で3~4時間の時間を費やすのが銀行です。

うーんこれってさすがに他の大企業でも無い気がするんですが、どうなんでしょう…?

膨大な紙資料

そして悲しいのが会議のために毎回印刷される膨大な紙資料…

iPadが導入されてもまだまだ紙ベースの業務が多く、あれだけの紙資料が印刷される企業は中々無いんじゃないでしょうか?

いくら銀行はお金余ってるとはいえ、さすがに資源の無駄でしょう。また、部署毎に資料の体裁も違いすぎて、資料の読み辛さも半端ないです。同じ会社なのにバラバラ…

発言せずに座っているだけ

更には何十人も出席者がいるにも関わらず、発言者は数人というのもよくある話。

一体発言しない人がその会議に出席する意味があるのか?

というところも極めて謎ですし、会議の議事録をわざわざ作るなら、別に出席しないでそれ読めば良いのでは?、とも思ってしまいます。

また、意思決定をすべき会議でも、YesなのかNoなのかをはっきりと言わない人が多すぎます(銀行に限らず)。無言だとYesみたいな謎なカルチャーは、日本でしか通じないでしょう…

誰も責任を負いたくない

そして、偉い人がとにかく意思決定をしないです。

責任を取りたくない人が多すぎて、責任の所在は常に「みんな」であり、特定の部署や人にはならないカルチャー。まあみんな出世がかかってるので仕方ないんですが…

会議削減プロジェクトが始動

そして、終いには会議を減らすプロジェクト(要はよくある業務改革プロジェクト)をコンサルに依頼。もはや自社で会議を減らすことすらできない…

銀行みたいな金融機関は過去の事例がないことをやったり、過去の慣習を変えたりすることが極めて難しいので、「外部の人が言っている」という口実を元に、初めて何かを変えることができたりするのかもしれませんね。

コンサルの会議に関して

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ここまで銀行の会議をディスりまくって来ましたが、参考までに他の会社で働いてどうだったか?を書いておきます。

内部のさくっとした会議だとそこまでガチガチではないですけど、まずコンサルでの会議は「目的」ありました。笑 あと大抵アジェンダもある気がします。

  • そもそもこれは何のための会議なのか?
  • 何か意思決定をする会議なのか?それともディスカッションをする会議なのか?
  • それを踏まえてこの会議では何を決めるのか?
  • そして会議後の具体的なアクションは何か?

当たり前のように物事の意思決定がなされ、当たり前のように会議後のネクストアクションが決まり、当たり前に物事が前に進みます。まあちょっとパワポに拘りすぎだろーと思うことはありますが、別にそんな無駄な会議はないですね。

そもそも無駄で意味がないと思ったら、コンサルの場合はその会議をやりません。

やらないという選択肢がほぼ無いのが、残念ながら銀行や損保。何かをやめるにもいちいち上のお偉いさんにお伺いを立てなければならないという大変さ…

あとコンサルタントは自分が意味がないと思ったら、自分で判断してその会議には出ないです。てかこれ書いてて思いましたが、コンサルに限らず、まともな企業はどこもそうですよね。

ITベンチャー(少人数)の会議に関して

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ここは会社それぞれな気はしますが、無駄な資料作成とかは無いところが多いのではないでしょうか?

大抵会議の場にはMacとかPCがあり(銀行だと会議室にPCを持ち込めなかったりします…!)、そもそも会議のための資料作成という発想がなさそうな。

僕はベンチャーに関してはサンプル数が多くないので何とも言えませんが、まあ「会議」というキチっとした型があるというよりは、日々話してバンバン決めていくといくという感じでしょうか?

あと当たり前にリモート参加とかありますし、フレキシブルな印象です。会社によっても色々な気がしますので特に語ることはできませんが、3~4時間かかる無駄な会議とかはほぼ無いんじゃ無いでしょうか?

まあそもそも少人数だと無駄な会議とかが発生することも無いのかもしれませんが。

以上、会議についてでした。 

昨今色々とワークライフバランスも騒がれていますし、とりあえず銀行内部の会議の殆どは無意味かと思いますので、銀行員の方は今すぐそういう無駄な会議はやめて別の仕事をしたり、早く帰って別のことに時間を使った方が良いんじゃないかな〜と、ふと思いました。では。

生産性を高めるためのオススメ本(2017年2月追記)

会議や働き方の生産性を高めるために非常に参考になる本がありましたので、ご紹介しておきます。