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元銀行員の金融とテクノロジー雑記

主に金融とテクノロジー(フィンテック・ブロックチェーン・ビットコイン)、投資(株式・FX・不動産)を学ぶために書いているただの雑記。

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【読書メモ】ビットコインとキャズム。

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【2017年3月一部更新】

最近、昔の自分のブログを読み返してみたら、今と考えが違ったりしました。

他の人はどうなのか分かりませんが、そう考えると他の人の過去記事を読んで共感しても、その人の考えが変わっている可能性も大いにあるなと、ふと思いました。

数年前から本屋に行かなくなりました

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そして最近、僕はリアル書店にほぼ行かないことに気付きました。

本は基本的にアマゾンで購入します。

また、本も自分が良いと思った人が勧めてる本や、自分が良いと思った本が勧めている本しか基本的に読まない気がします。

そういった意味でも、こちらの本は非常に参考になりました。

ポツポツ自分が読んできた本も紹介されていましたが、読んだことが無い本もかなりあったので、アマゾンのウィッシュリストが大幅に増える結果となりました。

ちなみに堀江さんが紹介されていた「フェルマーの最終定理」は、DeNA南場さんが心に残った一冊としても紹介していた本で、僕も学生時代に読みましたが、非常に面白かったです。

自分の人生をかけて何かに熱中できるというのは、やはり良いなぁと改めて思いました。

キャズム

今回は上記でお勧めされている本を読んでいてふと思ったことをつらつら書きます。

上記の本でWantedlyの仲さんとMetapsの佐藤さんが紹介されていたのが、こちらの「キャズム」という本です。

多分お二人が読まれたのはVer1.だと思うんですが、僕はこちらを読みました。

テクノロジー系のスタートアップ経営者には非常に参考になりそうな内容だなぁと実際思ったのですが、僕がふとこの本を読んで思い出したのは「ビットコイン」でした。

キャズムの本を読むと、基本的に「B2B」のスタートアップが製品を普及させる際に陥る罠について書いてあったので、C向けでもあるビットコインにこの考え方を当てはめるのは正しくは無いのかもしれませんが、ふと思ったので備忘録的につらつら書きます。 

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ブログはキャズム(ハイテクの落とし穴)を越えてブレイクするのか?:Goodpic

上記の図と記事は2003年のもので、大分古いのですがわかりやすいので引用します。

ご存知の方も多いと思うのでキャズム自体の詳細は割愛しますが、それぞれの層について思うところを少し書くと以下のような感じです。

イノベーターとアーリーアダプター

「イノベーター = ハイテクオタク」
最大の関心事は新しいテクノロジーであり、製品がどのように役立つかということは二の次。

機能を試して楽しむだけのために、新製品を購入することも少なくない。

何となく界隈の人はイノベーターが多いような気がします…

「アーリー・アドプター = ビジョン先行派」
他者に先んじて投資しようとするビジョナリー。

ライフサイクルのかなり早い時期に新製品を購入するが、技術指向ではない(=イノベーターとの違い)。

新しいテクノロジーのもたらす利点を検討、理解、評価して、現在抱えている問題にテクノロジーを適用してみようと考える。

スタートアップ界隈の人はアーリー・アドプターが多そうです。

マウントゴックス事件があった時というのは、アーリー・アドプターしかまだビットコインを使っていない状況だったように思いますが、それがマスメディアの誤報道によって、いきなりレイトマジョリティーやラガーズにまで情報が飛んでしまったのが、日本の状況のような気がしました。

本来の普及プロセスを踏んでいれば知らなかったはずなのに、知ってしまったという感じです。

いきなりその層まで間違った情報が飛んでしまったので、反発を受けて悪いイメージがついてしまったのでしょうか。

新しいテクノロジーの存在をマス層が知るのは大分あと

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以前個人的に一般的な?アメリカ人と話している時にビットコインの話をしたら、知らなかったのが結構意外でした。

ですが、本来新しいテクノロジーというものがマス層に認知されるのには時間がかかるのかもしれません。

日本では、テレビで放送されてしまったことによって、フェーズ的に本来であれば知らないはずのマス層に「ビットコイン」という単語が普及してしまったのかなぁと思いました。

ただ、ここ最近の法整備やDMM(ビジョナリー?)などの大手企業が、簡単安心!ビットコイン取引所 coincheckさんによってビットコイン決済の受付が開始されるなど、本来あるべきだった流れを順に追っているようにも、ここ最近は思います。 

ビットコインの普及は日本から? 

doublehash.me

少し前に佐藤さんがビットコインの普及に関する記事を書かれていました。

ビットコインで支払ってくれるサイトの数が増えること。

これがビットコイン普及の最大の肝だとおもっています。

そして、日本は実はその位置に一番近い。

ポイントシステムやアフィリエイト、マイクロコンテンツ産業が世界一進んでいる日本では、ビットコイン建ての経済圏が真っ先に確立される可能性があるんじゃないかとおもっています。

確かにそのようなポイントもあるような気がします。

Kataribeなどは正にその好例なのでしょう。

もうすでにアーリー・マジョリティー?

現在はもうアーリー・マジョリティーの層に差し掛かっているのでしょうか。

正直ちょっと分わかりませんが、仮にそうだとすると、「ビットコインで儲けた!」「ビットコインを使うとこんなに便利だった!」というストーリーがもっと普及すると、日本でも一気に普及するというのはあながち間違っていないのかもしれません。

「アーリー・マジョリティー = 価格と品質重視派」
実利主義者であり、普及の鍵を握る。

アーリー・アドプターと同じく実用性を重視するが、まず他者の動向を窺おうとする。

他者の導入事例を確認してから、その製品を購入しようとする。

ちなみにレイト・マジョリティーはというと…

「レイト・マジョリティー = みんなが使ってるから派」
保守的。

アーリー・マジョリティーはハイテク製品を扱うことに抵抗を感じないが、レイト・マジョリティーは、製品の購入が決まったあとでも、自分で使うことに多少の抵抗を感じる。

その結果、業界標準が確立されるのをひたすら待ち続け、手厚いサポートを受けるために、実績のある大企業から製品を購入したがる。

これを読むと、大半の日本人の気質はレイト・マジョリティーなんじゃないかと感じてしまいますが…

まあ、大企業が取引所とかを始めたらレイト・マジョリティーにもリーチするみたいな感じなのでしょうか?

今のところ僕自身は、ビットコインの取引所はビットフライヤーを利用しています。

いずれにせよ引き続き行方は気になるところです。

以上、読書メモでした。