金融とテクノロジー雑記

勉強になった本の感想など

投資される経営 売買される経営の感想 | みさき投資のみさきの公理とは

みさき投資株式会社の中神社長が書かれた「投資される経営 売買(うりかい)される経営」の感想です。本書は長期投資される経営とはどのようなものなのか、投資家の立場と経営者の立場の両方の視点から語られています。 本書の最後には、個人的にも好きな言葉…

ザ・会社改造の感想 | 元ミスミグループ本社代表取締役社長三枝匡氏の著書

「ザ・会社改造--340人からグローバル1万人企業へ (日本経済新聞出版)」は、プロ経営者とは何なのかを考えさせられる一冊でした。 三枝匡氏の本には、他にも「V字回復の経営」や「戦略プロフェッショナル」、「経営パワーの危機」などの著名本があります。ど…

新将命氏の経営の教科書の感想 | 高い倫理性と後継者育成に関して

経営の教科書を読みましたので、本書を読んで印象に残った部分を書いておきます。 本書では、戦略とは、経営目標を達成するための大枠としての「やること」と「やり方」であると定義されています。 経営を語る上で戦略の部分は必ず必要になってくると思われ…

1兆ドルコーチの感想 | ビルキャンベルのコーチング本からマネージャーについて考える

シリコンバレーの伝説のコーチである「ビルキャンベル」について書かれた「1兆ドルコーチ」の感想です。 この本は以前の上司がおすすめしていた本なのですが、特に事業会社でマネージャーをやっている方には役立つ一冊なのではないかなと思います。私自身、…

運を支配する(幻冬社)の感想 | サイバーエージェント藤田社長の名言

最近新R25で記事が紹介されていたこともあり、サイバーエージェントの藤田社長と、雀鬼会の桜井会長の「運を支配する」を読みました。 こちらの本で印象に残った箇所を備忘録がてらメモしておこうかと思います。 結局はシンプルに考え、シンプルに行動するの…

千年投資の公理の書評 | 経済的な堀とは何かとその重要性

最近とある会議で「経済的な堀」の話が出てきたので、改めて堀の概念を丁寧に説明してくれている「千年投資の公理」を少し読み直してみました。 投資という観点でも事業を考える上でも勉強になる一冊でしたが、印象に残った箇所をいくつか記録しておきます。…

フィリップフィッシャー本の感想 | 投資哲学を作り上げる 保守的な投資家ほどよく眠る

フィリップフィッシャー本の感想 フィリップフィッシャーの本「投資哲学を作り上げる/保守的な投資家ほどよく眠る」を久しぶりに読み直したので、感想を書いておきたいと思います。 本書は「投資哲学を作り上げる」の章と、「保守的な投資家ほどよく眠る」の…

元マッキンゼー伊賀氏の生産性の感想 | 成長とは生産性が上がること

本を捨てようと思っていたら「生産性」の本があったのでパラパラとめくっていたら、勉強になる箇所がたくさんあったので、読書感想メモでも残しておきたいと思います。 成長する = 生産性が上がる 優秀な社員の話 ビジネスイノベーションの話 管理部門の生産…