マレーシアの続きを書こうと思ったのですが、先にベトナムを書くことにします。
平均年齢28歳の豊富な労働力 約9000万人の人口を誇るベトナムは若者が多く、人口が増加傾向に有り今後ますます経済発展が見込まれている。
人口構成比とGDPは1960年代の日本とよく似ており、国民平均年齢は28歳。( 参考:タイ34歳/中国35歳/日本45歳)
ベトナムに旅行に行った時、オートバイと若者の多さは印象的でした。身長が低くて細い人が多かったことを思い出し、ふと東南アジア諸国間でも所得格差は結構あるなぁと感じました。
シンガポール、マレーシア、タイ、(+フィリピン?)は富裕層が結構いるイメージなのですが、ベトナムやインドネシアはまだ少ない印象があります。
ベトナムのフィンテック
東南アジアのフィンテックサービスを見てみると、決済領域のサービスが目につきます。日本ほどインフラが整っていない新興国での決済サービスはちょうどここ数年が旬なのでしょうか。
HotTab
HotTab – The POS of the Future
こちらのHotTabは、Tech in Asia の記事によると、ホテルやレストラン向けに決済ソリューション(タブレット)を提供しています。30秒弱の動画があったのでシェアしておきます。
次々と新しいホテルやレストラン、商業施設が生まれていくので、それに応じてこのような決済サービスも伸びていくのでしょう。
HotTabも先日ご紹介したPOSシステムを搭載しており、レストラン側はレジや注文受付で使え、お客さん側も上記の動画のようにタブレットで注文できるとのことです。
クラウドなのであらゆるデータが溜まっていくのが便利です。マネタイズはホテルやレストランからの月間・年間契約料です。
Payoo
Payooは、サイゴンインベストメントグループ(SGIグループ)傘下のベトユニオン(VietUnion)が提供している「電子財布」とのことです。
ユーザがインターネットやモバイルアプリ、オフラインのコンビニ等で、各種公共料金や電話、インターネット、ケーブルテレビ等の支払いができるサービス(Paybill)も提供しています。
ちなみにサービス開始は2009年で、2011年にNTTデータが40%出資していました。
3分ちょいの動画が分かりやすかったので一応シェアしておきます。
当たり前かもしれませんが日本の大企業も色々と関わっているんだなぁと改めて思ったりもしました。
東南アジアのサービスは気ままにぽつぽつ書いていこうかと思います。それでは今回はこの辺で。