元銀行員の金融とテクノロジー雑記

主に金融とテクノロジー(フィンテック・ブロックチェーン・ビットコイン)、投資(株式・FX・不動産・仮想通貨)を学ぶために書いている雑記

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Dianrongとは?上海のフィンテックサービス

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フィンテック

【2017年8月一部更新】

今回は上海のDianrongについてです。

フィリピンのフィンテックサービスに関しては別記事にまとめましたので、ご関心のある方こちらをご確認ください。

フィリピンのフィンテックサービス4つ

上海のDianrongとは?

www.dianrong.com

「Dianrong」はP2Pレンディングプラットフォームです。要は、個人からお金を集めて、個人や中小企業にお金を貸すためのプラットフォームを提供しています。

こちらの記事によると、昨年8月には「Standard Chartered」と「China Fintech Fund」から、シリーズCで207百万ドルも調達しているようです。

大分日本のソーシャルレンディング事業者よりも先を走っている印象があります。

記事には「Dianrong」は銀行が関心を持たないようなマーケットを対象にしていると書かれていました。

これはつまり、「銀行では貸せないけれども、P2Pレンディングプラットフォーム事業者やソーシャルレンディング事業者ではお金を貸せる先」が、世の中には多数存在するということを意味しています。

ソーシャルレンディングの貸出先の例

貸出先

例えばどんな例があるのかというと、日本だと以下のような例が考えられます。

  • 創業3年以内など、設立年数の浅い企業
  • 前年度が赤字の企業
  • 銀行の借入限度額を超えてしまったが十分な余力のある企業
  • 規制業種(パチンコ等) など

例えば1番上の例に関していうと、銀行も創業融資制度を持っていたりするのですが、審査に時間もかかれば、保証協会付きの貸出が必須だったりと、色々と手間も時間もかかります。

なので、オンラインで資金調達できれば便利ですよねと。

ソーシャルレンディングの案件の例

案件

また、ソーシャルレンディングの案件の例としては以下のような例があります。

  • 借入期間が数日~数か月などの短い案件
  • 借入金額が少額の案件
  • 竣工前の建築資金案件 など

こちらは2番目の例に関して言うと、メガバンクの場合は大体3000万円ぐらいからじゃないと担当者のやる気がおきず、対応もひどいです。

ですので、数百万円の案件はこのようなオンライン融資プラットフォームの方が取り込みやすいように思われます。

更に具体的にどんな企業があるのか気になる方は、こちらの本が参考になるかと思います。

ソーシャルレンディングに関する参考図書

ちなみにこちらの本は、2008年に日本で最初にソーシャルレンディング事業を始めたManeoの元代表の妹尾氏が書かれた本です。

maneoは融資対象を個人から法人に切り替えてから業績が拡大し、現在ではHPで業績を開示できるほど、かなり安定感のある企業になっているように思います。

また、日本のソーシャルレンディング事業者に関しては、下記に詳細をまとめましたので、ご関心のある方はご確認ください。

オンライン融資のソーシャルレンディングとは?リスク・メリット・今後の可能性